2005年09月21日

Oban

アイラ島から船でオーバンへ向かうが、生憎の風邪っぴき。アルコールを
あきらめ、風邪薬を投入。フェリーのレストランのスープで暖まるが、
まったくもっていつもの調子がでない。悔しい。

オーバンは、マル島やアイオーナ島へのフェリーが発着することもあり、
アーガイル地方の中でも最も活気のある港のひとつ。
あまりにも何もないアイラ島から来たおかげで、ものすごい都会に思えて
仕方がないが、小さくきれいな港町で、長期滞在の観光客はあまりいない
ように思えた。

着いたことでどうにかテンションがあがるが、あまり体がついていかない。。
まずは宿探し。目星をつけていた宿を探すが見つからない。小さな街なのに
だいぶ歩き回ってやっと見つける。
レセプションは普段は別な場所になるらしいが、たまたま宿に来ていた
スタッフをつかまえ、交渉。なんと一人£8.5(約1700円)と格安なツイン
ルームを2晩キープ。

ウキウキでオーバンの街に出る。オーバン蒸留所の見学ツアーにも参加。
どうしてもアイラとの比較をしてしまうのだが、あまりにも固そうな
ガイドがきちきちと説明してくれて、もちろん内部の写真撮影お断り。
アイラのユルユルさとのギャップがまたおかしい。
とはいえ、風邪で朦朧としていながらも、ちゃんと楽しめた。

そして、念願のシーフードにもありつく。カキにカニに何やら貝類たち。
港近くのスタンドで買い、宿で食べる。ちょっとのどが痛いが、おいしい。
カキが食べたい食べたいと言っていたが、結局食べるとカニの方が
おいしかった(笑)

Oban Distillery Seafoods

オーバン2日目、前日の薬が効いたのか、ノンアルコールのおかげか、少し
体が楽になる。とはいえ、まだまだだるい。この日もノンアルコールを
宣言し、遅めに起きてとった朝食の後に風邪薬を投入する。

これといった見所はない街であったのがせめてもの救いか、無理すること
なく、ゆっくり行動することにした。
とりあえずは、港が一望できるというマッケイグズ・タワーへ。
しかし、ここで悲劇が起きる。
マッケイグズタワーへの道のりは、ひたすら坂道。しかもいい感じのホテル
があったり、ステキなネコに出会ったりで、ついつい時間をかけてしまう。
体調があまりよくないせいもあってか、マッケイズ・タワー到着時には
ちょっと疲れていたのだと思う。

マッケイズ・タワーというのは、失業者雇用対策の一環として、オーバンの
港を一望できる小高い丘の上に、地元の名士、マッケイグ氏が19世紀末に
アートギャラリーを作るために建設を始めたが、マッケイグ氏の死後、
建設が中断。円を描くように建てられた外壁だけがそのまま残っている。

マッケイズ・タワーに到着し、景色を眺める。10mほどの芝生の緩やかな
傾斜があった。20mほど回り込めば、階段があったが、私は目の前の獣道の
ように芝生がはげた道を選択。
「急がばまわれ」昔の人の言うことは聞くもんだ。。。
坂を下り始めて数歩で前日の雨で緩んだ坂道は私の足をすくい、私の
カラダが宙を浮く。芝生の上を見事なヒップスライディングで滑り降りる。

「ありえないんだけどおおおおおおお」という私の声に気づいたなごが
近寄る。私もあまりに無様な状態に笑いが出てきてしまった。
私が笑いながら「ありえない」など言っているので、たいしたことない
だろうと近寄ってきたなごが私を見てビックリ。かなり重症。
ドロドロというかグチョグチョというか、、、
ベージュのパンツにバッグは、チョコバナナのバナナの状態。どっぷりと
ついたチョコレートソースは乾いたらパリパリとはがれてきそう。。。

宿を出発して1時間たらずだというのに、結局一人着替えと洗濯のために
宿に戻る。
ちなみにパンツは汚してしまったものを含め、2本しか持っていなかった
ため、とりあえず洗濯。下着のパンツははき捨て予定で現地調達したもの
だったため、迷わず捨てる。上着やトレーナー、Tシャツの裾まで汚れて
いる。とりあえず洗う。
しかし、バッグだけは洗ってもきれいにならず。。。オーバンの地にて
お別れ。実は、会社を辞めた時にいただいたバッグだったのすが、、、
バッグのために出資してくださった皆様、ホントすみません。。
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2005年09月20日

アイラからオーバンへ。

アイラ島最終日、滞在していたボウモアホテルのレストランスペースで食事を
とっていると、蒸留所の撮影のために島に来ていたサントリーの撮影クルーと
一緒になる。会話を交わし、飲みに誘われる。誘われなくてもどうせ飲む2人
なので、私たちの予定を告げ、気が向いたら私たちのいるパブに来いと逆に
誘い返す。

私は旅の相棒なごより一足先にお目当てのパブに向かう。遅れてなごが到着。
それまで飲んでいたエールからウイスキーに切り替えて飲みなおし。
店のオーナーだというおっさんと話しながら楽しく飲む。そのパブはアイラ島
でもウイスキーの品揃えが多いパブ。誇らしげに語るオーナーの話を聞きながら
楽しく飲む。なぜかカウンターの中に入れてもらえたり、サービス精神旺盛。
話はポートエレンの話にもなる。私は「おいしいけど、高い」と本音を告げる。
というのも、今は稼動していない蒸留所でかつて作られたウイスキーが出回って
いるだけなので、値段がゴリゴリあがっているウイスキーなのだ。。。
と、すると、私たちを気に入っていくれたのか、最後にポートエレンをオーナー
からのプレゼントで出してくれた。「寝酒に」と出してくれたその1杯、
忘れられない。。。おいしかったなぁ。

2人で宿に帰る。「楽しかったね」なんて話しながら徒歩数分の距離を寒さで
酔いが冷めやしないかと心配しながら歩く。しかし、最後のポートエレンが
おいしくて満足だったはずが、私の中では、この島を発つことへの惜しさが
さっきの満足をこえていく。居ても経ってもいられなくなる。寝ることすら
もったいなくなってきた。このまま朝が来たら、私たちはこの街を後に
しなければいけないんだ。。。そう考えるとどうしていいのかよくわからない。
結局「寝酒に」とおいしいお酒をもらった後なのにもかかわらず、ひとり滞在
したホテルのパブに向かう。どう見ても地元民っぽい英語が飛び交う。
カウンターに座ってその輪に入るが、なまりがひどくて聞き取りにくい(笑)

隣にいたロスという若い男の子が半分通訳みたいな状態になっていた。
結局そのロスとの会話がメインとなりいろいろと話す。私がそのとき受けた
この子の印象は、「純粋」この一言のみ。こういう子が島に残っててくれてる
なんて、いい所だ〜なんて思いながら、半ば感傷的になりつつも会話を楽しむ。
「その腕につけてるのは何?」と聞かれた時も、「あぁこれね、チャリティの
一種だよ」といってつけていたホワイトバンドを彼に差し出す。ちょっといい
気分になってあげてしまった(笑)

しかし、思わぬ事件(?)が起きる。私に年を聞く彼に私は正直に「25歳」と答え、
「もっと若いと思ってたんでしょ?」と言ってみる。彼はちょっとビックリして
いる様子だがこれといった突っ込みはこない。「じゃぁあんたはいくつなの?」
と私。「せぶんてぃーん」と彼。「にゃ?」「せぶんちーん?」
「17歳!!!!!」
若いんですけどぉぉぉぉぉ!!!ピチピチしてんですけどぉぉぉぉ!!!
私より1つ2つ下くらいと思ってたのに、こっちが逆にビックリ。っつうか、
高校生????パブで飲んでる場合じゃないから(笑)勉強しなさい(笑)
なんて思いながらも、この子に感じた純粋さなど、確かにこれで全て辻褄があう。

年をきいてしまうと、なんだかうちのできの悪い弟といるような気になってくる(笑)
この子もアイラ島を出て行ってしまうのかな?とか余計な心配をしながら話す。
「この島を出ても絶対いつかは帰ってくるんだよ」なんておせっかいも甚だしい。
「キミこそ帰ってきなよ」と彼。うん。また帰ってくるよ。

店の閉店時間もせまり、そろそろ行かなければいけない。「行かなきゃ」と言うと、
さみしそうに「行かないで」と。かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃんですけど!!!
でもおばちゃんはもう行かねばならんのよ。すまん。許してけろ。
「またアイラに帰ってくるからね」と一応だけでも大人ぶってさらりとパブを
後にしてみる。なんてったってぇ17歳ですから!!!かーわいいのーーー。
悪影響があってはいけませんから( ´艸`)ムププ。いい大人になるんだよ。

明くる朝、アイラ島を後にし、次の目的地オーバンへ向かう。が、しかし、
調子にのって毎晩毎晩飲んでいた私は、ついにここで風邪をひいてしまう。。。
オーバンへ向かうフェリーからいくつか蒸留所が見えて、乗客の大半が外の
デッキからその風景を眺めているが、私はというと、最高に具合が悪くデッキに
出る気力もない。そしてその後、2日間にわたってノンアルコールを強いられる
こととなった。。。
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2005年09月19日

蒸留所めぐり

前日は晴れの中、気持ちよくラフロイグまで歩いていったが、朝起きると悪天候。急遽ラフロイグまでの移動をバスに変更するが、バスを逃してしまう。。。仕方なしに歩きはじめるが、雨は強くなる一方。堪りかねて「車を拾おう」ということになる。通りがかった近所のおばさんが車に乗せてくれた。止まってくれた車に近づくと、私達が「乗せてくれ」という前に「どこに行きたいの?」と。うううううれしい。。。「ラフロイグ」というと、「OK」って乗せてくれた。しかもラフロイグへ行く途中で、「ここが私のウチよ〜」なんて、家を越えてまで私達を乗せてくれたらしい。ありがとう。

その後、ラフロイグで、日本から一人旅でアイラに来ているヨウコさんと出会い、その日の予定していたアードベグ、ラガブーリンへはヨウコさんの車に乗せていただいた。。。しかも私達のその日の滞在はボウモア、ポートエレンから車で20分の距離。バスで向かう予定でいたが、ここもまたヨウコさんのお世話に。。。3人でボウモアのホテルのバーでウイスキーを飲みながら語らう。本当にありがとう。ヨウコさん。


アイラ島での蒸留所めぐりは、この5箇所。

LAPHROAIG(ラフロイグ)
ヨード香が強く、アイラのモルトの中でも個性的なもののひとつ。モルトの時点で、ものすごくスモーキーでラフロイグの香りがする。昔ながらのフロアモルティングを行う蒸留所で、見せてもらったフロアモルティングの工程の中の麦は、麦芽っていうよりこんなに芽がでていいの?と思うくらいだった。
Floor malting in Laphroaig.jpg Floor malting in Laphroaig 2.jpg

ARDBEG(アードベグ)
ツアーには参加しなかったため、蒸留所内は見ていないが、この辺りでたぶん唯一食事がとれる場所(笑)そのため、多くの観光客というかモルト好きがここで食事をしている。カフェの食器類はアードベグのロゴをイメージしたもの。すべてアードベグカラーでかわいい。ビジターセンターも併設され、ギャラリースペースのようなものもある。
Ardbeg.jpg Ardbeg cafe.jpg

LAGAVULIN(ラガブーリン)
私の大好きなアイラモルトのうちのひとつ。ドライでパワフルでオイリーでたまらない。
敷地内、ツアーのレセプションに行く途中に「茶色い水」が流れているのが見える。他の蒸留所で見るよりもマッシュ(糖化させた麦汁)が黒く見えた気がする。ツアーの最後にお約束のテイスティングがついてくるが、ソファーのある談話室のようなところで、ゆったりと味わえる。しかもグラスが空いてると「まだ飲む?」ってな具合についでくれる(笑)
Lagavulin.jpg Pot stills of Lagavulin.jpg

CAOL ILA(カリラ)
旅の友、なごがこよなく愛する酒。ということでここは絶対はずせない(笑)ピーティでソルティな仕込み水の影響がとても出ているお酒。小さな蒸留所で従業員数も少ないが、膨大な量のウイスキーを産出している。ガイドのおじいちゃんは、話好きなのか、とりあえずいろいろ話さないと気がすまないタイプ。思い出話とかまで始めちゃう(笑)そして、アイラ島で一番美しい蒸留所かもしれない。そのわけは、海に面した壁がガラス張りのスチルハウスにある。外からももちろんスチルハウスが望め、スチルハウスからは、Caol Ilaの意味する「アイラの海峡」とその奥にそびえるジュラ島が望める。ここから行き交う船を眺められるなんて幸せだ。
Caol Ila.jpg Stillhouse of Caol Ila.jpg

BOWMORE(ボウモア)
日本でも有名な蒸留所、ボウモア。きっと観光客に媚びている感じなんだろうと勝手な偏見を持っていたが、意外にそうでもない。他の蒸留所と同じように楽しめる。ガイドのお姉さんも感じがいい。(有名なクリスティーナさんには会えず)ここも昔ながらのフロアモルティングを行っている。ポットスチルにプリントされた、ラベルの絵柄などもかわいらしい。
Bowmore.jpg Pot stills of Bowmore.jpg
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2005年09月18日

アイラの風景

アイラ島での目的は、もちろん蒸留所めぐり。しかし、土曜の夜にアイラ入りしてしまったため、翌日曜の閑散とした街に正直驚いた。私達が上陸した港、Port Ellenには、言わずと知れたかつての蒸留所、Port Ellen Distillery跡がある。今は蒸留所としての役目を終え、製麦工場として稼動しているらしいが、建物は以前のままで、海に面した貯蔵庫跡の壁に大きく「PORT ELLEN」と書かれている。寒空の下にたたずむその文字が、なんともはかなく感傷的にさせるが、ない物はないのだ。昔よかったものを追い求めるのはもうやめよう。「幻」を追うのは好きじゃない。でもPort Ellen、おいしいから困ってしまう(笑)

Port Ellen Distillery.jpg  Port Ellenに到着するフェリー.jpg

アイラ島には4泊5日の滞在。蒸留所めぐりは3日目、4日目に集中させた。2日目の今日は、明日の宿探しと島の情報収集、それから散歩。のんびり過ごすのだ。散歩がてらポートエレンから一番近い蒸留所、ラフロイグまで歩いて下見に行ってみる。海や牧草地の羊を眺めながら、のんびりと歩く。40分ほどで蒸留所の入り口に到着。敷地内へは誰でも入れてしまう。建物内はさすがに入れないが、ピート(泥炭)がしまわれている倉庫のシャッターも全開している。この島ののんびりさ加減が伝わってくる。

ラフロイグの建物裏手に海が広がるが、ここもまた、海に面した壁に大きく「LAPHROAIG」と書かれている。アイラ島をはじめ、蒸留所のある風景や、スコットランドの風景を書いている画家、Ian Grayの絵を思い出した。

Laphroaig.jpg アイラ島の猫.jpg

ラフロイグからの帰り道、そろそろ夕暮れが迫ってくる。街の灯りがともると共に、暖炉にくべたピートの香りが街中に広がる。
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2005年09月17日

アイラ島へ。

9月16日にグラスゴーのユースホステルにて、私の愛すべきモルト友達、なごと合流。

*****
ちなみに、なごねえたまとの出会いはかれこれ2年5ヶ月前。同じ会社の試験でチラ見。採用が決まったあとの研修でお互いを認識。配属当日、彼女は広島カープファンであることを認識(今後になんら影響があるわけではないが)。そして同じ職場で働き始めた。席が離れていたため、たまにランチを共にする程度だったが、ひょんなことから、お互いがモルトウイスキーが好きだということを認識し、大接近したのだった。なごがモルト好きであることがわかった時のことを思い出すと、今でも鳥肌が立つ。
*****

そんななごとも無事に合流。夜が明けると、約1週間の2人旅がスタート。とはいえ、初日は移動がメイン。とりあえずバスの時間まで少し時間があったため、宿に荷物を預け、滞在していたグラスゴーの街を歩いてみる。なごも街を気に入った様子。グラスゴーの街は私も好き。よかった。

グラスゴーの街でゆっくりしてしまったため、アイラ島行きのフェリーが出る港、ケナクレイグ行きのバスまではダッシュ。どうにかギリギリすべり込んだ。3時間半ほどバスで移動。ケナクレイグに到着。ここからアイラ島のポートエレンまでは、フェリーで2時間半。

フェリーに乗り込み、TVラウンジのソファーに陣取る。持ち込んだ、ワインにパンにブドウにハム、もちろんウイスキーもならべて、ささやかな宴。船旅もまた、このたびの趣旨に沿うものでなければいけないのだ。いい気分でポートエレンに到着。宿にも無事到着。もうテンションあがりっぱなしの2人は、懲りずにパブに走る。飲んだ飲んだ。はしゃいだはしゃいだ。酔い酔いで宿にもどり、シャワーも浴びずにベッドに倒れこむ。

フェリーでの宴.jpg  滞在したWhitehart Hotel.jpg

夜中にのどの渇きをおぼえて、何度か目が覚める。持っていたペットボトルはほぼ飲みきり。ベッドから出るのも面倒でウダウダしていると、水道の蛇口から勢いよく水が出る音と、のどを鳴らしてその水を飲み干す音が交互に聞こえる(笑)なごもまた、私と同じ症状に見舞われていたのだ。。。
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2005年09月13日

9/13〜16 Inverness/Spey side

Ness Island.jpg
エディンバラの次は、ネッシーで有名なネス湖への拠点となる都市、インバネスへ。
街自体の見所はそう多くないため、宿で会った旅人はほとんどネス湖に行くために滞在している。
ちなみに、私はインバネスからスペイサイドへ行くことしか考えていなかったため、ネス湖に行かないと言ったら笑われた(笑)

インバネスでの滞在では、天気に悩まされた。晴れては曇り、雨が降り、風が吹き、少し待つとまた晴れる。これを1日に何度も繰り返す。次に流れて来る雲を見て、次はどんな天気になるか予想しながら歩く。これもまた一興。

インバネスにはネス湖から流れるネス川という川が流れる。広くて流れは速い。若干増水しているようにも見えた。このネス川の中腹にネス島という中州の島がある。ネス島の中は、木が生い茂り、晴れれば「リバー・ランズ・スルー・イット」曇れば「ハリー・ポッター」といった感じ。
ネス島の一番川下側にポツリと4人掛けベンチが1脚。このベンチがおすすめ。生い茂った木の枝が傘となり、シャワー程度の雨ならばよけてくれる。1時間もボーっと座っていれば、ネス川のいろいろな顔が見れる。日の光が反射してキラキラ光るネス川は神秘的で、寒空の下をひたすら流れるネス川は、その偉大さに言い知れぬ恐怖のようなものも感じる。何というか、川が渦でその渦に吸い込まれていくような感覚。

River Ness (sunny).jpg River Ness (cloudy).jpg


インバネス滞在のうちの1日はレンタカーを借りてスペイサイドへ。インバネスの宿で一緒になった一人旅の女の子、アキちゃんも一緒に行くことに。
まず向かうはストラスアイラ蒸留所。私のだいぃぃぃぃぃぃぃ好きなモルトのうちのひとつ。
朝からドキドキ。興奮してしまう。
どうにかたどり着いたストラスアイラ蒸留所。年甲斐もなくはしゃぐ、はしゃぐ。入り口前でアキちゃんに撮ってもらった私の写真のにんまり度合いからもはしゃぎっぷりが感じられる。
いつぞやのアーサーズシートでの1枚の私とはまるで別人。
蒸留所の見学ツアーにも参加する。アキちゃんはツアーは参加せずに待っているとな。(すまんのぉ)ツアー参加は私とドイツ人カップルの計3人。蒸留所内の写真撮影お断りなため、あの奥ゆかしいマッシュタン(糖化槽)に木製のウォッシュバック(発酵槽)、小さなポットスチル(蒸留釜)などを写真に残せなかったのは残念。しかしこの目で見ましたから。( ´∀`) アハ。ご満悦。
マッシュタンとかウォッシュバックとかポットスチルってのはですね、面倒なのでご存じない方はここ(英語)とかここ(日本語)を見てください。私が説明するよりわかりやすいです。

それからスペイサイドではグレンフィディック蒸留所へも。ここは、フリーツアーがあったから行ったくらいで(笑)やっぱり大きな蒸留所で、ボトリング用のラインまで見てしまうと、どうがんばっても工場にしか見えなくなってしまいますね。。。サミシイ。。
いやいや、お酒はおいしいんですよ。。。

*****
余談ですが、スコットランドには、ボトラーズと呼ばれる瓶詰め業者が存在するんです。もともとブレンデットウイスキーの材料として使われていたモルトウイスキーは、蒸留所で作られ、ブレンド業者にてグレーンウイスキーとブレンドされて瓶詰めされるってのが一般的なんです。
シングルモルト大流行の今も、ほとんどの蒸留所で産出されるモルトウイスキーの大半はブレンデットウイスキー用に使われているんです。
なので、生産者(蒸留所)と販売者(ボトラーズ)に別れるのが一般的なのです。よく言われる「オフィシャルボトル」(和製英語なので正しくはDistillery edition)というのは、蒸留所で瓶詰めしていそうにも思えるのですが、一般的には蒸留所を所有している親会社の傘下にあるボトリング会社で瓶詰めして出てくるものなんです。
で、ついでに蒸留所から「Gordon & MacPhail」とか「Cadenhead's」とかといったIndependent Bottlers(独立瓶詰め業者)の手に渡り、熟成後に瓶詰め会社の名前も掲げてボトリングされて出てきたものを一般的に「ボトラーズ」とよんでいるんです。

まぁとにかく、蒸留所だけではなく瓶詰め業者も大活躍しているというわけです。これ、マメ知識ですね。
*****

だいぶ長くなってきてしまいましたが、、、
スペイサイドというのはスペイ川沿いの地域のことで、スペイ川というのは、ウイスキーの蒸留所が多いことだけでなく、釣りも有名です。おいしい鮭が釣れるそうな。スペイサイド地域、グランタウン・オン・スペイといういかにも!という名前の街にはスモークハウスというスモークサーモン工場などもありました。帰りに寄ったのですが、私はできればスモークしていないサーモンが食べたかったので買いませんでした(笑)

源流から河口までの高低差はヨーロッパで2番目という急流スペイ川ですが、私が訪れた時は(というか場所かしら?)至って穏やか。ネス川に比べても流れは緩やかで、スコットランドのウイスキー産業を支える「母なる川」というイメージでした。

Strathisla Distillery.jpg River Spey.jpg
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2005年09月12日

Scotch Whisky Heritage Center

この日は、エディンバラでのメインイベント(?)スコッチウイスキーヘリテージセンターへ。

ここでのツアーは、テーマがウイスイキーの製造工程についてだけではなく、ウイスキーの歴史などにも触れていて、視聴覚資料もなかなか手が込んでいる。ちょっとしたアトラクション感覚といったらいいのでしょうかね。
あんまりウイスキーを知らない方とか、スコットランドに来たからとりあえずって方におすすめ。
でも超マニア〜な感じの方は、お好きな蒸留所に行く方が楽しめます(笑)

その後、ヘリテージセンターで出会った日本人留学生のトモコちゃんと一緒にハリーポッターの作者、ジョアン・キャサリン・ローリングがよく訪れたというカフェ、The Elephant Houseにてランチ。
カフェの雰囲気はなかなか。店内奥のテーブルスペースは、大きな窓から日の光が差し込んで気持ちがいい。
いつも人がいっぱいいる感じで正直執筆活動には向かない場所かなって思った。
それから、明らかに建物が傾いている。つい「これってわざとじゃないよね?」と2人で顔を見合わせる。
トモコちゃんの留学先はイングランドで、休みを使ってエディンバラに旅行に来ていたらしく、旅の情報交換やらお互いのことやらガシガシ話す。
さっき初めて会ったばかりなのにカフェの居心地もよく、ついつい話し込んでしまった。やっぱり旅は楽しい。トモコちゃん、今頃勉強がんばっているだろうか。

その後、トモコちゃんと別れても私のテンションはあがりっぱなし。
前日、ホリドール公園で痛い目にあっているにもかかわらず、また別の小高い丘を目指して歩く。どうしても高いところというのはのぼってしまうのです。。
ということでホリドール公園と並ぶエディンバラの絶景スポット、カールトンヒルへ。
いくつかモニュメントが建てられていて、それを見るのもおもしろい。
ホリドール公園はオールドタウン側からの眺め、ここはニュータウン側からの眺めが望める。
とはいえニュータウンも建物の中に入っているお店などは確かに近代的ですが、建物自体は古いため、私にはどっちもオールドに見えた(笑)

それにしてもこの国の空は本当に魅力的。晴れの日の青空はどこまでも深く、どんよりとした曇り空はどこまでもミステリアス。こりゃかないませんよ。

Calton Hill.jpg
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2005年09月11日

絶景エディンバラ

今日も早起きし、オールドタウンに繰り出す。エディンバラ城とホリルードハウスを結ぶ、オールドタウンのメインストリート、ロイヤルマイル(High street)を歩く。
観光客向けのものが多いが土産物やにキルトショップ、ウイスキーショップ、そしてパブが立ち並ぶ。
一通り歩いて、私が興味をもったのは、終点のホリルードハウスではなく、そのすぐ脇のホリルード公園(Queen's park)
小高くそびえる丘からエディンバラの街が一望できるらしい。
外から見た感じは、丘のまわりをぐるりと囲む、緩やかな坂道を登っていけば展望台でもあって、そこに着きそうな雰囲気。とりあえず歩き出す。丘でジョギングする人や、何往復も散歩をするおじいちゃんに出会う。おじいちゃんの話では、ここから少し道をそれて、階段を登れば頂上に着くらしい。「じゃぁいってくるよ〜!!」と元気におじいちゃんと別れ、階段手前の案内版の前で、インド人留学生のサーシャとアーメットに出会う。
二人も頂上を目指しているらしく、三人で登ることに。しかし、なんだこの階段。。やたらと急だ。どんどん険しくなり、最終的には一山(一崖?)よじ登る羽目に。怖かった。。。高いところは苦手なわけじゃないが、命綱もないのに落ちたら死ぬ。。。本気で足がすくむ。ビビリですから。。。更にはやっとよじ登ったところで「この景色をバックに写真を撮ってくれ」とサーシャ。喜んで引き受けるが、その後「あすかもとってあげるからこっち側においでよ」と。い、嫌がらせすか???この場所をまた動いてそっちに行くわけ????バカ怖い。しかし笑顔は頑張ってつくる。
その後少し落ち着いてまた少し歩いてちょこっと登るとアーサーズシートと呼ばれる頂上に到着。眺めはいいがやっぱり怖い。ここでも1枚パシャリ。無理に笑おうとして顔がひきつっている。
しかしおかしい。。でっかいおばちゃんとかヒョウ柄の姉ちゃんもこのアーサーズシートにたどり着いている。。。な、なぜ?
帰りは別ルートを選択。当たり前だ。さっき登ってきたガケなんて降りれるわけがない。そして帰り道。至って緩やか。。。途中に湖なんかがあって清々しい。完璧にルート選択を誤っていた(;´Д`)

ひきつった笑顔.jpg ホリドール公園の湖.jpg

その後、公園の麓まで三人で下り、私は次のプランを立てるために、そこで二人と別れる。ランチを食べて次はどこに行こうかなと。しかし、本当にサーシャとアーメッドには申し訳ないが、あなたたち二人と一緒にいたら、どうしてもどうしても
カレーが食べたくて仕方ない。
食べたくて食べたくて仕方がない。しかしパブにも行きたい。そこで、デリカフェでチキンカレーをtake away。広場のベンチでカレーを食べてからパブに向かう。
ロイヤルマイルのパブは、老舗パブも多いが、やっぱり観光地。居心地悪そうなパブも見受けられる。慎重にパブを選び、中に入る。ハンドポンプのリアルエールが飲めるパブだ。うれすい。隣の席にいたでっかいおっちゃん、デイビットと話す。
デイビットの娘さんは東京に住んでいるらしい。話が広がる。
そして、「エディンバラの週末はライブに行かなきゃダメだ」とデイビット。おすすめライブを聞くと、そのうちのひとつにデイビットも行くらしい。ということで私もそのライブを見ることに。ライブ会場のパブで落ち合うことを約束し、私はほろよいのまままた街へ。買い物とかする気がまったくおきない。またただひたすら街を歩き回る。
夕方、ライブ開始前に約束のパブに着く。デイビットはまだ来ていない様子。カウンターの若者2人がどっから来たの?と話しかけてきた。「日本だよ」って言うと、「セルティックに日本人の選手が入ってきたなぁ。ナキムラ?ナケム〜ラ?」という
「ナカムラ」ですからああああああ!!
無理もない。まだ得点もしてないし、2〜3試合しか出てないはずだもん。しかし、若者二人はセルティック贔屓らしく、「今シーズンはセルティックの優勝だな。オマエも賛同するかい?」って聞いてくる。とりあえず賛同しておく。

デイビットも到着し、ライブも始まる。店も客でごった返す。何パイント飲んだか。。。だいぶ酔ってきた。暗くなってきたしデイビットに礼を言い、宿へ帰る。
後から数えたが、最初のパブで2パイント、その後5パイントばかり飲んでいた。
そりゃ酔っ払うわ。。。
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2005年09月10日

エディンバラへ。

カークウォールからアバディーンへの船は、キャビンなど予約するはずもなく、適当な席で夜を明かす。しかし、フェリーが思ったよりも混んでいて、行きのように3人がけソファーで爆睡なんてこともできず、一人がけのソファーを2つ組み合わせてベビーベッドみたいな状態で横になってみたり、真ん中にバックパックをはさんでベッドを作ってみたりといろいろ試すが、あまりよく寝れずにアバディーンに到着。
朝早く到着したため、その後2時間くらいはフェリーの中にいてもいいらしい。
やっと空いたソファーに横になり、予約したバスの時間まで少し眠ることに。
しかし起きるとバスの発車時刻10分前。
フェリーターミナルからバスターミナルまでは普通に歩いて5分。しかしまだ私はフェリーの中だし、でっかいバックパックもある。。。
一瞬血の気が引くが、次の瞬間バックパックを背負い猛ダッシュする。
中学の部活でやらされた坂ダッシュよりもひどい拷問に思える。。。
どうにかエディンバラ行きのバスに乗り込み、額の汗をぬぐう。
ダッシュして疲れてまたバスで爆睡。

エディンバラに着き、カークウォールのネットカフェで予約した宿に向かう。
週末のエディンバラは、観光客が多い。宿も安くていい宿は満員。なんか臭くて汚い宿だがガマンガマン。荷物を置いてエディンバラ城へ。
エディンバラ城は、7世紀に最初の王エドウィンが要塞の跡地に築いたのが始まり。私はこれを見て「天空の城ラピュタ」を思い出した。とりあえず中に入ってみた。入場料に2000円も取られてしまった。。。涙
中はお城の跡をミュージアムとして使っている。ミュージアムが多すぎて正直飽きてしまった。
そろそろ帰ろうかなぁというところでチャペルらしき建物の中からぞろぞろ人が出てきた。結婚式があったらしい。こりゃめでたい。祝福のバグパイプの演奏に人だかりができる。誰だか知らないがおめでとう。お幸せに。

Edinburgh castle.jpg おじさん.jpg
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2005年09月09日

オークニー島最終日

Orkneyの朝.jpg
私の泊まっていた宿は、ホステル形態だったが、なぜか3泊中2泊はホステルスペースのとなりにあるオーナーのクリスの住む家のツインのゲストルームに泊めてもらえた。
この日の朝も早めに目が覚めてしまったため、宿のすぐ外の港にも行ってみた。朝もやの中をフェリーが通り過ぎ、実にキレイ。あまりの気持ちよさに、胸いっぱいに冷たい空気を吸い込み、むせってみたりもした。
部屋に戻り、荷物をまとめクリスとお茶を飲む。昨晩もおなじ様にお茶を飲みながら話していたため、きのうの話の続きだなんだもする。英語はあんまり得意じゃないが、どうにかなるものだ。「次来る時は、日が沈まない6月に来るよ」とつげ、心から礼を言い、宿を後にする。またまた泣きそうになってしまった。
その後、宿のすぐ前の海岸で、ある人と犬を待つ。前の日の朝も、同じように海岸にいたところ、犬を連れたおじいちゃんに会った。「いい天気だね〜」なんて話をしながら、「オークニーはいいところだろ〜」なんておじいちゃんも誇らしげ。このおじいちゃんは、毎日愛犬のチャーリーを連れてこの場所にきているらしく、「明日もくるから明日もここで会おう」とな。おじいちゃんとデートの約束をしたのだ。
スコットランドの人たちは「Lovely」という言葉をすごく使う気がした。
「超いいじゃん」みたいな相槌も「lovely」だったり、天気もlovelyな天気だったりする。
チャーリーを連れたおじいちゃんが言うlovelyがなんともかわいく思えた。前の日に会った時間もちゃんと覚えていないし、「何時に会おう」と約束したわけじゃないし、私が本当に来ると思っていないかもしれない。会えるかどうかはわからないが、海でも眺めながら待つことに。
待つこと30分、LovelyなおじいちゃんとLovelyなワンコが現れた。おじいちゃんと話していると、オークニーでの滞在も、あと十数時間で終わってしまうんだなと、何だかさみしくなったが、きのうよりちょっとだけ長く話し、笑顔でわかれる。
きっとまたオークニー島に来たら、同じ海岸に早起きして行ってしまうんだろうな。おじいちゃん、また会えるかな。

その後、オークニーでの最後の1日をゆっくりと過ごす。行きと違って帰りのフェリーは夜行で、夜11時にフェリーが出る。日帰りで他の島に行ってパフィンなどの珍しい動物を見に行くこともできたが、もう少しカークウォールにいたい気がしたため、オークニー島で1日を過ごすことにする。
この日もとてもいい天気で、スコットランド人の言葉を借りればlovelyな天気で、とりあえずイタリアンチャペルチャーチルズバリアへ行くことにした。バスで着いたが、10分もあればしっかり見れる場所だった。。。
キレイなんですよ。なんんんんんにもないところにポツリとチャペルが建ってて。。。なんんんんんにもないところにポツリと帆船の帆が出てて。。。しかし、すぐ見終わってしまったため1時間後に来るバスまでどうしようか悩む。
ちなみにチャーチルズバリアとは、第二次世界大戦中、ドイツに攻め込まれることを防ぐために、船を沈めて障壁をつくったもの。かすかに船の帆が出ているのが見える。

Italian Chapel.jpg Churchill Barriers.jpg
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2005年09月08日

世界遺産

オークニー島やオークニー島の属するシェットランド諸島は、世界遺産級の遺跡や自然が数多くあるため、観光客も多く現地発のバスツアーなども多い。
この日は私もそのひとつに参加し、オークニーの遺跡を巡ることに。
私が滞在していたオークニー島第一の都市カークウォールからバスでスキャパフロウ湾の脇を通って第二の都市ストロムネスへ。
スキャパフロウ湾の脇ではちょっと車を止めて説明してくれたり、そのほかストロムネスまでの道のりが牛と羊ばかりで、ひたすら続く牧草地にだいぶ興奮。
ストロムネスでは散策を含めたランチ休憩。私は定番フィッシュ&チップスをテイクアウェイ、ビールを買って港のベンチでランチ。イギリスとかスコットランドってtake outじゃなくてtake awayとかcarry outって言うんですよね。これマメ知識。
お腹もいっぱい、ちょっといい気分でバスの集合時間。またまたバスに揺られ、リング・オブ・ブロガ−スタンディングストーン・オブ・ステネススカラ・ブレエメイズ・ホウへ。
巨石にヘザーに青い海と空、絵葉書でも見ている気分。
ちなみにスカラ・ブレエは、たまたま大雨のおかげで発見された新石器時代の住居跡。
受付を通ってから2〜3分歩いて遺跡まで向かう。
このすぐ脇が海岸線で、本当にきれいな海が広がる。

Skara Brae.jpg standingstones of Stenness.jpg
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2005年09月07日

ハイランドパーク蒸留所

オークニーへは昨日の夜に着いたため、オークニーの景色をちゃんと見渡すのは今日が初めて。しかしながら生憎の雨。
すでに微妙に壊れた折りたたみ傘をさしながら、ハイランドパーク蒸留所へ向かう。日本から知人を通して、予約をとっていたため、伝えてある時間の1時間前に宿をでて、徒歩で向かう。1時間前に出た理由は、徒歩30分の距離でも迷って1時間くらいかかるだろうという予想から。
しかし、まったく迷わず予定の30分前に目的地に到着。 レセプションがまだ開いていない。仕方なしに雨のあたらない場所で人が来るのを待つ。
それにしてもおかしいくらい寒い。私の持ってきた服では乗り切れないかもしれない。15分もすると、人が来て中に入れてくれた。
日本からハイランドパーク蒸留所にかかわりのある方を通して連絡をとっていたため、VIP待遇。普段テイスティングには出さないお酒も飲ませてもらった。蒸留所内も見学させてもらい、大満足。
最後に「ハイランドパークとオークニー」といった感じのビデオを見たが、このビデオを見ていたら、急に「スコットランドに来たんだな」と実感しはじめ、本気で泣きそうになる。あのビデオを見て泣く人間はそうはいないと思う。
ちなみに、私はよく泣くタイプの人間なので、「泣く」という行為自体、そんなに大げさなものではありません。でももちろん人前とか、どこでもは泣きません。

午後になると天気は回復し、どこまでも青く深い海と空が広がる。
本当にここにこれてよかった。
Orkneyの海.jpg Orkneyの港.jpg
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2005年09月06日

アバディーン

Aberdeen.jpg Aberdeenの港.jpg
体のサイクルがヨーロッパ時間にまだ対応していないのか、ただただ気を張っているだけか、7時にかけた目覚ましより数分早く目が覚める。もちろんそのまま出かける用意をして、宿を後にする。夕方のオークニー島行きのフェリーまでアバディーンをフラフラするのだ。
アバディーンの街は、地下鉄やトラムはないが、予想以上に都会。大学や教会などを歩いてまわる。だいぶ歩き、お腹もへり、パブでランチをとることにする。
スコットランドに行ったら、絶対最初に食べたいというかオーダーしたいと思っていたものが「Soup of the Day」ようは日替わりスープ。どこの店でもあるようだ。スコットランドではスープにはパンが必ずついてくる。とりあえず適当に入ったパブでスープをオーダー。スープだけでは気がひけて、ビールも飲む。どっちもうまい。
その後も歩いて歩いて最後に「海洋博物館」とやらに行ってフェリーに向かおうと考える。
しかし、博物館に向かう途中、なんとなくよさげなパブに吸い込まれる。一杯だけ飲むはずが、珍しい東洋人のおなごが1人でダークエールを飲んでいると、隣にいた女の子が話しかけてきた。話が盛り上がり、カウンターにいた若い男の子とおじいちゃんも巻き込んでフェリーの時間ぎりぎりまで飲む。
「イングランドには行くのか?」という質問に「NO」とあっさり答えた私に、「イングランドなんていく必要ないいいいい!!」くらいでみんなでスコットランドはいかにいい所で、イングランドに行く必要がないかと、イングランド人の否定が始まったのがおもしろかった。歴史的背景ゆえにでしょうか。
おかげで、フェリーターミナルまで走るはめに。しかし本当に楽しい時間が過ごせた。ちなみにまだ明るいうちからパブで3パイントのビールを飲んでしまったため、オークニーへ向かうフェリーでは、TVラウンジのソファーで大爆睡。

今回お世話になったフェリーはノースリンクフェリーズのフェリー。アバディーンからオークニー島のカークウォールを経由してシェットランド諸島のメインランドの都市、ラーウィックまで行き、同じルートでアバディーンまで帰る船。
もし同じ船でカークウォールに行く事を考えている人がいたら、カークウォールのフェリーターミナルの位置に注意が必要です。
私は地球の歩き方を見てフェリーターミナルから400mも歩けば街に着くと勘違いしていたため、何の手配もせずにカークウォールについてしまったのですが、いざ歩き出したら2マイルも歩く羽目に(涙)夜中にでっかいバックパックを背負って人どころか車も通らず、牛だ羊だがたたずむ牧草地の間の道をただひたすら歩いた。
しかも雨ふってました。あぁ怖かった。。本気で半泣きで歩いた。二度と歩きたくない。。。
ちなみに街まで400mのフェリーターミナルは、オークニー諸島の各島を結ぶシーラインオークニーフェリーズのフェリーターミナル。しつこいですが、みなさん気をつけてください。
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2005年09月05日

出発

早朝、家を出発して電車に揺られて成田空港へ。飛行機の中での記憶は、隣に座ったおばさん2人と少し話したことと、 「Million Dollar Baby」を見たことくらいしか残っていない。
興奮していて12時間のフライトもあっという間。
夜目的地に着くため、無理に寝なくていいのがうれしい。
とりあえず着いたアムステルダムでのトランジットは、5時間。
がんばれば街まで行ってこれるが、空港内で過ごすことを選択。
しかしながら、外の空気が吸いたいというだけの理由で入国審査を受け、
ゲートの外に出る。 空港内の埃っぽさと乾燥が嫌で外に出たが、外も大して変わらない。しかしながら、いい天気だ。 座って日向ぼっこをすることにする。
どうにか5時間をつぶし、アバディーン行きの飛行機に乗り込む。
1時間半後、無事にスコットランド第3の都市(だったと思う)、アバディーンに到着。
眠気と疲れで早く宿に着きたいが、入国審査に時間をとられる。
ちょっとしたバスターミナルほどの大きさの空港だが、UKであることに変わりはなく、ヨーロッパ圏以外からの入国者への入国審査はいちいち長い。
「いつまでいる?」とか「帰りのチケットは持ってるか?」とか「お金はいくらもってるか?」とか。
どうでもいいから早くハンコくれ。さらには検疫のおっさんも質問が多い。
おかげで街まで行くバスをひとつ逃してしまった。
30分ばかりバスを待ち、City Centreへ。
バスを乗り継ぎ宿へ。
「横になれるって幸せ」って思いながら宿到着1時間後には就寝。
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