2005年11月17日

ぐい呑み

今日は、合羽橋道具街行ってきました。
いやぁ安いですねぇ。すごい。
今までハンズとか、下北の雑貨屋とかで買ってたのですが、こんだけ種類豊富で
しかも安いと電車賃かけても行きたいなぁって思ってしまいますね。
そして、念願のぐい飲みを入手しました!!!
こんな感じ。
ぐい呑み.jpg

それから、私がほしかった、Le Creusetスパチュラ
スパチュラってのは、シリコン製のヘラなのですが、コレが耐熱温度330度という
優れものなんです。
アツアツのソースパンに残ってるソースも、スパチュラできれいにすくえちゃう
とな。ゴムベラくらいすくえて、耐熱330度。とにかく優れもの。
最近流行ってるのか、ル・クルーゼに限らず、いろんなメーカーから出て
いるのですが、ル・クルーゼのは、柄の部分が木でできていて、デザイン的にも
すごく好きなのですが、高いんですよ。。。
ヘラのくせに1700円もしてやがるんです。。。涙

それで、私は他のメーカーで出してる安いスパチュラを買って今使っているの
ですが、今日、私のほしかった、スパチュラが格安で売られていたんです。。。
もう買ってしまったのに。。。涙涙涙
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2005年11月16日

アンゴラ戦

いやいや、今更ですが、勝ててよかったですね、アンゴラ戦。
と、まぁこんなこと書いてますが、都合で実際ちゃんと試合が見れたのは前半15分くらい。。。
付け足すなら後半40分過ぎからラジオ中継をちょこっと聞いただけ(笑)
でも、前半15分についていえば、
ええええええええ
ぬああああああああ
なにいいいいいいいいいいいい!!

ってくらいに決められなくって。。。。涙
どうなるかと。。。。
とはいえよかったよかった。これからもがんばっちね。

と、いうことですが、私がこのアンゴラ戦で感たのは、、、、
ラジオ中継のサッカーはわからん。
TVみたいにリプレイしてくれるんですよぉ、得点シーンとか(笑)
でも、何度聞いても、何度聞いてもわかんねぇ
笑いしか出てこない。
もう、一緒にいた友達と一緒にラジオに突っ込んでしまいました。

ラジオって、最近またたまに聴くようになったのですが、おもしろいですね。
なんというか、ギリギリ感があるというか。
テレビって目の前の箱の中で人が動いていて、明らかに違う世界な感じがするのですが、、
ラジオって耳しか使わないから絵が広がるんですよね。
テレビみたいな「いかにも!!」みたいな編集とかないのもうれしいところ。
だから小説にのめりこんでしまうのと同じ感覚ですかね。。。
ってのめりこみませんか?
私はだいぶ昔から、村上春樹の小説に出てくるダメな男みたいな生活がしたくてしたくてしょうがないですけどねぇ(笑)
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2005年11月14日

福光屋

もともと旅行記を書くためにはじめたブログですが、旅行記を書き終えるのを待ってから普段の日記となると、いつ日記が書けるかわからないので、とりあえず日記も書いてみます。至って地味なんですけどね、日記。

きのう、日比谷公園でやっていたヨーロッパ祭りとやらに行ってきました。
ダラダラビールを飲んでいたら、野外ステージに小西康陽が登場。
「ヨーロッパ音楽紹介」って枠だったようで、小西康陽が日曜の昼間に明るい屋外でスポットライトを浴びながら、1枚1枚かけてるレコードの説明をしながらDJをするという、なんとも不思議な空間に立ち会うことができました。しかし、かっこいい曲かけますねー。

その後、歩いて銀座へ。
ずっと行きたかったお店にやっと行けました。福光屋
ここの蔵は醸造用アルコールを添加するお酒は一切作っていないんです。
ここのお酒は全部純米酒です。 その蔵のアンテナショップが銀座にあるのです。
土日は試飲もあって、1階にはバースペース、2階には日本酒+イタリアンのレストランスペースがあるみたいです。今回は、ちょっと興味があってのぞいただけなので、試飲しつつ、酒器とお酒、おつまみなんかを見て帰ってきました。
そうそう、今、ぐい呑みがほしいんです。そういえば、私のご近所さん友達が自由が丘で和食器のお店をやっているのですが、以前そこのHPで見た蕎麦猪口がかわいかったんです。ぐいのみにしちゃったら大きいですかねぇ(笑)
お店はここです。

実は「お店行きたいから場所教えて〜〜」って行ってから半年くらい経つ気がします(´ε`)アハ。あと片口椀がかわいかった気がします。あとここのお店のものじゃないんですけど、ほしいものついでで、今更ながらノーマンコペンハーゲンのロッキンググラスがほしいんです。
買ってしまおうかしら、、、( ´艸`)ムププ
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2005年09月21日

Oban

アイラ島から船でオーバンへ向かうが、生憎の風邪っぴき。アルコールを
あきらめ、風邪薬を投入。フェリーのレストランのスープで暖まるが、
まったくもっていつもの調子がでない。悔しい。

オーバンは、マル島やアイオーナ島へのフェリーが発着することもあり、
アーガイル地方の中でも最も活気のある港のひとつ。
あまりにも何もないアイラ島から来たおかげで、ものすごい都会に思えて
仕方がないが、小さくきれいな港町で、長期滞在の観光客はあまりいない
ように思えた。

着いたことでどうにかテンションがあがるが、あまり体がついていかない。。
まずは宿探し。目星をつけていた宿を探すが見つからない。小さな街なのに
だいぶ歩き回ってやっと見つける。
レセプションは普段は別な場所になるらしいが、たまたま宿に来ていた
スタッフをつかまえ、交渉。なんと一人£8.5(約1700円)と格安なツイン
ルームを2晩キープ。

ウキウキでオーバンの街に出る。オーバン蒸留所の見学ツアーにも参加。
どうしてもアイラとの比較をしてしまうのだが、あまりにも固そうな
ガイドがきちきちと説明してくれて、もちろん内部の写真撮影お断り。
アイラのユルユルさとのギャップがまたおかしい。
とはいえ、風邪で朦朧としていながらも、ちゃんと楽しめた。

そして、念願のシーフードにもありつく。カキにカニに何やら貝類たち。
港近くのスタンドで買い、宿で食べる。ちょっとのどが痛いが、おいしい。
カキが食べたい食べたいと言っていたが、結局食べるとカニの方が
おいしかった(笑)

Oban Distillery Seafoods

オーバン2日目、前日の薬が効いたのか、ノンアルコールのおかげか、少し
体が楽になる。とはいえ、まだまだだるい。この日もノンアルコールを
宣言し、遅めに起きてとった朝食の後に風邪薬を投入する。

これといった見所はない街であったのがせめてもの救いか、無理すること
なく、ゆっくり行動することにした。
とりあえずは、港が一望できるというマッケイグズ・タワーへ。
しかし、ここで悲劇が起きる。
マッケイグズタワーへの道のりは、ひたすら坂道。しかもいい感じのホテル
があったり、ステキなネコに出会ったりで、ついつい時間をかけてしまう。
体調があまりよくないせいもあってか、マッケイズ・タワー到着時には
ちょっと疲れていたのだと思う。

マッケイズ・タワーというのは、失業者雇用対策の一環として、オーバンの
港を一望できる小高い丘の上に、地元の名士、マッケイグ氏が19世紀末に
アートギャラリーを作るために建設を始めたが、マッケイグ氏の死後、
建設が中断。円を描くように建てられた外壁だけがそのまま残っている。

マッケイズ・タワーに到着し、景色を眺める。10mほどの芝生の緩やかな
傾斜があった。20mほど回り込めば、階段があったが、私は目の前の獣道の
ように芝生がはげた道を選択。
「急がばまわれ」昔の人の言うことは聞くもんだ。。。
坂を下り始めて数歩で前日の雨で緩んだ坂道は私の足をすくい、私の
カラダが宙を浮く。芝生の上を見事なヒップスライディングで滑り降りる。

「ありえないんだけどおおおおおおお」という私の声に気づいたなごが
近寄る。私もあまりに無様な状態に笑いが出てきてしまった。
私が笑いながら「ありえない」など言っているので、たいしたことない
だろうと近寄ってきたなごが私を見てビックリ。かなり重症。
ドロドロというかグチョグチョというか、、、
ベージュのパンツにバッグは、チョコバナナのバナナの状態。どっぷりと
ついたチョコレートソースは乾いたらパリパリとはがれてきそう。。。

宿を出発して1時間たらずだというのに、結局一人着替えと洗濯のために
宿に戻る。
ちなみにパンツは汚してしまったものを含め、2本しか持っていなかった
ため、とりあえず洗濯。下着のパンツははき捨て予定で現地調達したもの
だったため、迷わず捨てる。上着やトレーナー、Tシャツの裾まで汚れて
いる。とりあえず洗う。
しかし、バッグだけは洗ってもきれいにならず。。。オーバンの地にて
お別れ。実は、会社を辞めた時にいただいたバッグだったのすが、、、
バッグのために出資してくださった皆様、ホントすみません。。
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2005年09月20日

アイラからオーバンへ。

アイラ島最終日、滞在していたボウモアホテルのレストランスペースで食事を
とっていると、蒸留所の撮影のために島に来ていたサントリーの撮影クルーと
一緒になる。会話を交わし、飲みに誘われる。誘われなくてもどうせ飲む2人
なので、私たちの予定を告げ、気が向いたら私たちのいるパブに来いと逆に
誘い返す。

私は旅の相棒なごより一足先にお目当てのパブに向かう。遅れてなごが到着。
それまで飲んでいたエールからウイスキーに切り替えて飲みなおし。
店のオーナーだというおっさんと話しながら楽しく飲む。そのパブはアイラ島
でもウイスキーの品揃えが多いパブ。誇らしげに語るオーナーの話を聞きながら
楽しく飲む。なぜかカウンターの中に入れてもらえたり、サービス精神旺盛。
話はポートエレンの話にもなる。私は「おいしいけど、高い」と本音を告げる。
というのも、今は稼動していない蒸留所でかつて作られたウイスキーが出回って
いるだけなので、値段がゴリゴリあがっているウイスキーなのだ。。。
と、すると、私たちを気に入っていくれたのか、最後にポートエレンをオーナー
からのプレゼントで出してくれた。「寝酒に」と出してくれたその1杯、
忘れられない。。。おいしかったなぁ。

2人で宿に帰る。「楽しかったね」なんて話しながら徒歩数分の距離を寒さで
酔いが冷めやしないかと心配しながら歩く。しかし、最後のポートエレンが
おいしくて満足だったはずが、私の中では、この島を発つことへの惜しさが
さっきの満足をこえていく。居ても経ってもいられなくなる。寝ることすら
もったいなくなってきた。このまま朝が来たら、私たちはこの街を後に
しなければいけないんだ。。。そう考えるとどうしていいのかよくわからない。
結局「寝酒に」とおいしいお酒をもらった後なのにもかかわらず、ひとり滞在
したホテルのパブに向かう。どう見ても地元民っぽい英語が飛び交う。
カウンターに座ってその輪に入るが、なまりがひどくて聞き取りにくい(笑)

隣にいたロスという若い男の子が半分通訳みたいな状態になっていた。
結局そのロスとの会話がメインとなりいろいろと話す。私がそのとき受けた
この子の印象は、「純粋」この一言のみ。こういう子が島に残っててくれてる
なんて、いい所だ〜なんて思いながら、半ば感傷的になりつつも会話を楽しむ。
「その腕につけてるのは何?」と聞かれた時も、「あぁこれね、チャリティの
一種だよ」といってつけていたホワイトバンドを彼に差し出す。ちょっといい
気分になってあげてしまった(笑)

しかし、思わぬ事件(?)が起きる。私に年を聞く彼に私は正直に「25歳」と答え、
「もっと若いと思ってたんでしょ?」と言ってみる。彼はちょっとビックリして
いる様子だがこれといった突っ込みはこない。「じゃぁあんたはいくつなの?」
と私。「せぶんてぃーん」と彼。「にゃ?」「せぶんちーん?」
「17歳!!!!!」
若いんですけどぉぉぉぉぉ!!!ピチピチしてんですけどぉぉぉぉ!!!
私より1つ2つ下くらいと思ってたのに、こっちが逆にビックリ。っつうか、
高校生????パブで飲んでる場合じゃないから(笑)勉強しなさい(笑)
なんて思いながらも、この子に感じた純粋さなど、確かにこれで全て辻褄があう。

年をきいてしまうと、なんだかうちのできの悪い弟といるような気になってくる(笑)
この子もアイラ島を出て行ってしまうのかな?とか余計な心配をしながら話す。
「この島を出ても絶対いつかは帰ってくるんだよ」なんておせっかいも甚だしい。
「キミこそ帰ってきなよ」と彼。うん。また帰ってくるよ。

店の閉店時間もせまり、そろそろ行かなければいけない。「行かなきゃ」と言うと、
さみしそうに「行かないで」と。かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃんですけど!!!
でもおばちゃんはもう行かねばならんのよ。すまん。許してけろ。
「またアイラに帰ってくるからね」と一応だけでも大人ぶってさらりとパブを
後にしてみる。なんてったってぇ17歳ですから!!!かーわいいのーーー。
悪影響があってはいけませんから( ´艸`)ムププ。いい大人になるんだよ。

明くる朝、アイラ島を後にし、次の目的地オーバンへ向かう。が、しかし、
調子にのって毎晩毎晩飲んでいた私は、ついにここで風邪をひいてしまう。。。
オーバンへ向かうフェリーからいくつか蒸留所が見えて、乗客の大半が外の
デッキからその風景を眺めているが、私はというと、最高に具合が悪くデッキに
出る気力もない。そしてその後、2日間にわたってノンアルコールを強いられる
こととなった。。。
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2005年09月19日

蒸留所めぐり

前日は晴れの中、気持ちよくラフロイグまで歩いていったが、朝起きると悪天候。急遽ラフロイグまでの移動をバスに変更するが、バスを逃してしまう。。。仕方なしに歩きはじめるが、雨は強くなる一方。堪りかねて「車を拾おう」ということになる。通りがかった近所のおばさんが車に乗せてくれた。止まってくれた車に近づくと、私達が「乗せてくれ」という前に「どこに行きたいの?」と。うううううれしい。。。「ラフロイグ」というと、「OK」って乗せてくれた。しかもラフロイグへ行く途中で、「ここが私のウチよ〜」なんて、家を越えてまで私達を乗せてくれたらしい。ありがとう。

その後、ラフロイグで、日本から一人旅でアイラに来ているヨウコさんと出会い、その日の予定していたアードベグ、ラガブーリンへはヨウコさんの車に乗せていただいた。。。しかも私達のその日の滞在はボウモア、ポートエレンから車で20分の距離。バスで向かう予定でいたが、ここもまたヨウコさんのお世話に。。。3人でボウモアのホテルのバーでウイスキーを飲みながら語らう。本当にありがとう。ヨウコさん。


アイラ島での蒸留所めぐりは、この5箇所。

LAPHROAIG(ラフロイグ)
ヨード香が強く、アイラのモルトの中でも個性的なもののひとつ。モルトの時点で、ものすごくスモーキーでラフロイグの香りがする。昔ながらのフロアモルティングを行う蒸留所で、見せてもらったフロアモルティングの工程の中の麦は、麦芽っていうよりこんなに芽がでていいの?と思うくらいだった。
Floor malting in Laphroaig.jpg Floor malting in Laphroaig 2.jpg

ARDBEG(アードベグ)
ツアーには参加しなかったため、蒸留所内は見ていないが、この辺りでたぶん唯一食事がとれる場所(笑)そのため、多くの観光客というかモルト好きがここで食事をしている。カフェの食器類はアードベグのロゴをイメージしたもの。すべてアードベグカラーでかわいい。ビジターセンターも併設され、ギャラリースペースのようなものもある。
Ardbeg.jpg Ardbeg cafe.jpg

LAGAVULIN(ラガブーリン)
私の大好きなアイラモルトのうちのひとつ。ドライでパワフルでオイリーでたまらない。
敷地内、ツアーのレセプションに行く途中に「茶色い水」が流れているのが見える。他の蒸留所で見るよりもマッシュ(糖化させた麦汁)が黒く見えた気がする。ツアーの最後にお約束のテイスティングがついてくるが、ソファーのある談話室のようなところで、ゆったりと味わえる。しかもグラスが空いてると「まだ飲む?」ってな具合についでくれる(笑)
Lagavulin.jpg Pot stills of Lagavulin.jpg

CAOL ILA(カリラ)
旅の友、なごがこよなく愛する酒。ということでここは絶対はずせない(笑)ピーティでソルティな仕込み水の影響がとても出ているお酒。小さな蒸留所で従業員数も少ないが、膨大な量のウイスキーを産出している。ガイドのおじいちゃんは、話好きなのか、とりあえずいろいろ話さないと気がすまないタイプ。思い出話とかまで始めちゃう(笑)そして、アイラ島で一番美しい蒸留所かもしれない。そのわけは、海に面した壁がガラス張りのスチルハウスにある。外からももちろんスチルハウスが望め、スチルハウスからは、Caol Ilaの意味する「アイラの海峡」とその奥にそびえるジュラ島が望める。ここから行き交う船を眺められるなんて幸せだ。
Caol Ila.jpg Stillhouse of Caol Ila.jpg

BOWMORE(ボウモア)
日本でも有名な蒸留所、ボウモア。きっと観光客に媚びている感じなんだろうと勝手な偏見を持っていたが、意外にそうでもない。他の蒸留所と同じように楽しめる。ガイドのお姉さんも感じがいい。(有名なクリスティーナさんには会えず)ここも昔ながらのフロアモルティングを行っている。ポットスチルにプリントされた、ラベルの絵柄などもかわいらしい。
Bowmore.jpg Pot stills of Bowmore.jpg
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2005年09月18日

アイラの風景

アイラ島での目的は、もちろん蒸留所めぐり。しかし、土曜の夜にアイラ入りしてしまったため、翌日曜の閑散とした街に正直驚いた。私達が上陸した港、Port Ellenには、言わずと知れたかつての蒸留所、Port Ellen Distillery跡がある。今は蒸留所としての役目を終え、製麦工場として稼動しているらしいが、建物は以前のままで、海に面した貯蔵庫跡の壁に大きく「PORT ELLEN」と書かれている。寒空の下にたたずむその文字が、なんともはかなく感傷的にさせるが、ない物はないのだ。昔よかったものを追い求めるのはもうやめよう。「幻」を追うのは好きじゃない。でもPort Ellen、おいしいから困ってしまう(笑)

Port Ellen Distillery.jpg  Port Ellenに到着するフェリー.jpg

アイラ島には4泊5日の滞在。蒸留所めぐりは3日目、4日目に集中させた。2日目の今日は、明日の宿探しと島の情報収集、それから散歩。のんびり過ごすのだ。散歩がてらポートエレンから一番近い蒸留所、ラフロイグまで歩いて下見に行ってみる。海や牧草地の羊を眺めながら、のんびりと歩く。40分ほどで蒸留所の入り口に到着。敷地内へは誰でも入れてしまう。建物内はさすがに入れないが、ピート(泥炭)がしまわれている倉庫のシャッターも全開している。この島ののんびりさ加減が伝わってくる。

ラフロイグの建物裏手に海が広がるが、ここもまた、海に面した壁に大きく「LAPHROAIG」と書かれている。アイラ島をはじめ、蒸留所のある風景や、スコットランドの風景を書いている画家、Ian Grayの絵を思い出した。

Laphroaig.jpg アイラ島の猫.jpg

ラフロイグからの帰り道、そろそろ夕暮れが迫ってくる。街の灯りがともると共に、暖炉にくべたピートの香りが街中に広がる。
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2005年09月17日

アイラ島へ。

9月16日にグラスゴーのユースホステルにて、私の愛すべきモルト友達、なごと合流。

*****
ちなみに、なごねえたまとの出会いはかれこれ2年5ヶ月前。同じ会社の試験でチラ見。採用が決まったあとの研修でお互いを認識。配属当日、彼女は広島カープファンであることを認識(今後になんら影響があるわけではないが)。そして同じ職場で働き始めた。席が離れていたため、たまにランチを共にする程度だったが、ひょんなことから、お互いがモルトウイスキーが好きだということを認識し、大接近したのだった。なごがモルト好きであることがわかった時のことを思い出すと、今でも鳥肌が立つ。
*****

そんななごとも無事に合流。夜が明けると、約1週間の2人旅がスタート。とはいえ、初日は移動がメイン。とりあえずバスの時間まで少し時間があったため、宿に荷物を預け、滞在していたグラスゴーの街を歩いてみる。なごも街を気に入った様子。グラスゴーの街は私も好き。よかった。

グラスゴーの街でゆっくりしてしまったため、アイラ島行きのフェリーが出る港、ケナクレイグ行きのバスまではダッシュ。どうにかギリギリすべり込んだ。3時間半ほどバスで移動。ケナクレイグに到着。ここからアイラ島のポートエレンまでは、フェリーで2時間半。

フェリーに乗り込み、TVラウンジのソファーに陣取る。持ち込んだ、ワインにパンにブドウにハム、もちろんウイスキーもならべて、ささやかな宴。船旅もまた、このたびの趣旨に沿うものでなければいけないのだ。いい気分でポートエレンに到着。宿にも無事到着。もうテンションあがりっぱなしの2人は、懲りずにパブに走る。飲んだ飲んだ。はしゃいだはしゃいだ。酔い酔いで宿にもどり、シャワーも浴びずにベッドに倒れこむ。

フェリーでの宴.jpg  滞在したWhitehart Hotel.jpg

夜中にのどの渇きをおぼえて、何度か目が覚める。持っていたペットボトルはほぼ飲みきり。ベッドから出るのも面倒でウダウダしていると、水道の蛇口から勢いよく水が出る音と、のどを鳴らしてその水を飲み干す音が交互に聞こえる(笑)なごもまた、私と同じ症状に見舞われていたのだ。。。
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2005年09月13日

9/13〜16 Inverness/Spey side

Ness Island.jpg
エディンバラの次は、ネッシーで有名なネス湖への拠点となる都市、インバネスへ。
街自体の見所はそう多くないため、宿で会った旅人はほとんどネス湖に行くために滞在している。
ちなみに、私はインバネスからスペイサイドへ行くことしか考えていなかったため、ネス湖に行かないと言ったら笑われた(笑)

インバネスでの滞在では、天気に悩まされた。晴れては曇り、雨が降り、風が吹き、少し待つとまた晴れる。これを1日に何度も繰り返す。次に流れて来る雲を見て、次はどんな天気になるか予想しながら歩く。これもまた一興。

インバネスにはネス湖から流れるネス川という川が流れる。広くて流れは速い。若干増水しているようにも見えた。このネス川の中腹にネス島という中州の島がある。ネス島の中は、木が生い茂り、晴れれば「リバー・ランズ・スルー・イット」曇れば「ハリー・ポッター」といった感じ。
ネス島の一番川下側にポツリと4人掛けベンチが1脚。このベンチがおすすめ。生い茂った木の枝が傘となり、シャワー程度の雨ならばよけてくれる。1時間もボーっと座っていれば、ネス川のいろいろな顔が見れる。日の光が反射してキラキラ光るネス川は神秘的で、寒空の下をひたすら流れるネス川は、その偉大さに言い知れぬ恐怖のようなものも感じる。何というか、川が渦でその渦に吸い込まれていくような感覚。

River Ness (sunny).jpg River Ness (cloudy).jpg


インバネス滞在のうちの1日はレンタカーを借りてスペイサイドへ。インバネスの宿で一緒になった一人旅の女の子、アキちゃんも一緒に行くことに。
まず向かうはストラスアイラ蒸留所。私のだいぃぃぃぃぃぃぃ好きなモルトのうちのひとつ。
朝からドキドキ。興奮してしまう。
どうにかたどり着いたストラスアイラ蒸留所。年甲斐もなくはしゃぐ、はしゃぐ。入り口前でアキちゃんに撮ってもらった私の写真のにんまり度合いからもはしゃぎっぷりが感じられる。
いつぞやのアーサーズシートでの1枚の私とはまるで別人。
蒸留所の見学ツアーにも参加する。アキちゃんはツアーは参加せずに待っているとな。(すまんのぉ)ツアー参加は私とドイツ人カップルの計3人。蒸留所内の写真撮影お断りなため、あの奥ゆかしいマッシュタン(糖化槽)に木製のウォッシュバック(発酵槽)、小さなポットスチル(蒸留釜)などを写真に残せなかったのは残念。しかしこの目で見ましたから。( ´∀`) アハ。ご満悦。
マッシュタンとかウォッシュバックとかポットスチルってのはですね、面倒なのでご存じない方はここ(英語)とかここ(日本語)を見てください。私が説明するよりわかりやすいです。

それからスペイサイドではグレンフィディック蒸留所へも。ここは、フリーツアーがあったから行ったくらいで(笑)やっぱり大きな蒸留所で、ボトリング用のラインまで見てしまうと、どうがんばっても工場にしか見えなくなってしまいますね。。。サミシイ。。
いやいや、お酒はおいしいんですよ。。。

*****
余談ですが、スコットランドには、ボトラーズと呼ばれる瓶詰め業者が存在するんです。もともとブレンデットウイスキーの材料として使われていたモルトウイスキーは、蒸留所で作られ、ブレンド業者にてグレーンウイスキーとブレンドされて瓶詰めされるってのが一般的なんです。
シングルモルト大流行の今も、ほとんどの蒸留所で産出されるモルトウイスキーの大半はブレンデットウイスキー用に使われているんです。
なので、生産者(蒸留所)と販売者(ボトラーズ)に別れるのが一般的なのです。よく言われる「オフィシャルボトル」(和製英語なので正しくはDistillery edition)というのは、蒸留所で瓶詰めしていそうにも思えるのですが、一般的には蒸留所を所有している親会社の傘下にあるボトリング会社で瓶詰めして出てくるものなんです。
で、ついでに蒸留所から「Gordon & MacPhail」とか「Cadenhead's」とかといったIndependent Bottlers(独立瓶詰め業者)の手に渡り、熟成後に瓶詰め会社の名前も掲げてボトリングされて出てきたものを一般的に「ボトラーズ」とよんでいるんです。

まぁとにかく、蒸留所だけではなく瓶詰め業者も大活躍しているというわけです。これ、マメ知識ですね。
*****

だいぶ長くなってきてしまいましたが、、、
スペイサイドというのはスペイ川沿いの地域のことで、スペイ川というのは、ウイスキーの蒸留所が多いことだけでなく、釣りも有名です。おいしい鮭が釣れるそうな。スペイサイド地域、グランタウン・オン・スペイといういかにも!という名前の街にはスモークハウスというスモークサーモン工場などもありました。帰りに寄ったのですが、私はできればスモークしていないサーモンが食べたかったので買いませんでした(笑)

源流から河口までの高低差はヨーロッパで2番目という急流スペイ川ですが、私が訪れた時は(というか場所かしら?)至って穏やか。ネス川に比べても流れは緩やかで、スコットランドのウイスキー産業を支える「母なる川」というイメージでした。

Strathisla Distillery.jpg River Spey.jpg
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2005年09月12日

Scotch Whisky Heritage Center

この日は、エディンバラでのメインイベント(?)スコッチウイスキーヘリテージセンターへ。

ここでのツアーは、テーマがウイスイキーの製造工程についてだけではなく、ウイスキーの歴史などにも触れていて、視聴覚資料もなかなか手が込んでいる。ちょっとしたアトラクション感覚といったらいいのでしょうかね。
あんまりウイスキーを知らない方とか、スコットランドに来たからとりあえずって方におすすめ。
でも超マニア〜な感じの方は、お好きな蒸留所に行く方が楽しめます(笑)

その後、ヘリテージセンターで出会った日本人留学生のトモコちゃんと一緒にハリーポッターの作者、ジョアン・キャサリン・ローリングがよく訪れたというカフェ、The Elephant Houseにてランチ。
カフェの雰囲気はなかなか。店内奥のテーブルスペースは、大きな窓から日の光が差し込んで気持ちがいい。
いつも人がいっぱいいる感じで正直執筆活動には向かない場所かなって思った。
それから、明らかに建物が傾いている。つい「これってわざとじゃないよね?」と2人で顔を見合わせる。
トモコちゃんの留学先はイングランドで、休みを使ってエディンバラに旅行に来ていたらしく、旅の情報交換やらお互いのことやらガシガシ話す。
さっき初めて会ったばかりなのにカフェの居心地もよく、ついつい話し込んでしまった。やっぱり旅は楽しい。トモコちゃん、今頃勉強がんばっているだろうか。

その後、トモコちゃんと別れても私のテンションはあがりっぱなし。
前日、ホリドール公園で痛い目にあっているにもかかわらず、また別の小高い丘を目指して歩く。どうしても高いところというのはのぼってしまうのです。。
ということでホリドール公園と並ぶエディンバラの絶景スポット、カールトンヒルへ。
いくつかモニュメントが建てられていて、それを見るのもおもしろい。
ホリドール公園はオールドタウン側からの眺め、ここはニュータウン側からの眺めが望める。
とはいえニュータウンも建物の中に入っているお店などは確かに近代的ですが、建物自体は古いため、私にはどっちもオールドに見えた(笑)

それにしてもこの国の空は本当に魅力的。晴れの日の青空はどこまでも深く、どんよりとした曇り空はどこまでもミステリアス。こりゃかないませんよ。

Calton Hill.jpg
posted by あすん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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